高教研保健体育部会
１.福島県高教研保健体育部会研究主題
「体育や保健の見方・考え方を働かせ、課題を発見し、合理的、計画的な解決に向けた学習過程を通して、心と体を一体として捉え、生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力を育成する指導の実践」
研究主題である「生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力を育成する指導の実践」を目指し、本件保健体育科教員のより一層の向上を図るとともに、将来を担う生徒の育成に寄与することを目的とする。
分野別研究協議（体育学習、保健学習、特別活動等）の研究主題については、各校の学校経営ビジョンや実情を考慮して設定する。
２.令和４年度研究の取り組み
（１） 新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、昨年度に続いて県研究大会を１週間限定のＷＥＢ上でのオンデマンド開催へと変更した。「豊かなスポーツライフの実現に向けた体育授業の改善について」の講演及び全国研究大会の報告、並びに「体育学習」「保健学習」をテーマとした実践活動についての研究発表が行われた。
（２） 全国学校体育研究大会（滋賀県大津市）に田村高等学校の吉田圭吾教諭を派遣し、上記のとおり県研究大会にて御報告をいただいた。
（３） 県内５支部中、県北、会津支部において実技講習会や講演会が中止を余儀なくされた。しかし、県南、いわき、相双支部においては研究会を実施して会員の資質向上に努めるなど、新型コロナ禍中にありながらも対面による研究活動が回復してきた。
３.令和４年度福島県高等学校教育研究会保健体育部会研究大会（ＷＥＢ開催）概要
日時：令和４年１１月３０日（水）～１２月7日（水）
参加者：会員（県内高等学校保健体育科教員４４６名）
【功労者表彰】
○全国学校体育功労者
鈴木義祐 校長（会津高等学校）
平成３０年度から令和２年度まで３年間本会会長を務め、本会及び本県高等学校体育の発展に大きく貢献した。
○福島県学校体育研究功労者
大澤 晋 教諭（平商業高等学校）
令和３年度福島県高教研保健体育部会研究大会の開催に尽力した。
【講演】
「豊かなスポーツライフの実現に向けた体育授業の改善について」
日本体育大学 教授 近藤智靖 氏
【報告】
第６１回全国学校体育研究大会 滋賀大会
報告者 吉田圭吾 教諭（田村高等学校）
【研究発表】
○体育学習（相双地区）
「バレーボールにおけるスパイク練習中心の学習活動が生徒の主体性の育成と技能向上に与える効果につい
て
発表者 本田和寛 教諭（相馬総合高等学校新地校舎）
○保健学習または特別活動等
「福島北高校ダンス・ダンス選手権大会について」
発表者 野地敏雄 教諭（福島北高等学校）
４.令和５年度の活動計画
・第１回理事会（５月）
・各支部において研修会や実技講習会、講演会等を開催（６月～２月）
・第６２回全国学校体育研究大会（山形県）への会員視察派遣（１１月１～２日）
・令和５年度福島県高教研保健体育部会研究大会（相双支部開催）
・第２回理事会（２月）
・会計監査（３月）